めもらんだむ
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柴田よしき『禍都』の中の言葉

「あれが醜いのではなく、美しいと感じる感性が我々にはないのだ。

??あれらを美しいと感じる心もまたおそらくは存在していよう。」

             

丸山真男『春曙帖』1960年八月13日、丸山真男『自己内対話』56ページ 

「社会主義について永久革命を語ることは意味をなさぬ。永久革命はただ民主主義についてのみ語りうる。なぜなら民主主義とは
人民の支配という永遠の逆説を内にふくんだ概念だからだ。多数が支配し少数が支配されるのは不自然である(ルソー)からこそ、
まさに民主主義とは制度としてではなく、プロセスとして永遠の運動としてのみ現実的なのである。『人民の支配』という観念の逆説
性が忘れられたとき、『人民』はたちまち、『党』『国家』『指導者』『天皇』等々と同一化され、デモクラシーは空語と化する」

           

詩集『異郷への旅』あとがき

 

これは私の十一冊目の詩集です。いまさら「あとがき」に気のきいた文章をひねるなど、無意味なことだと思いはするが、とりあえず、いまの思いをお伝えして、責めを果たしたいと思います。私たちが生きた二十世紀とはどんな時代だったでしょうか。一九〇四年には日ロ戦争、一九一二年には中国の清王朝滅亡、一九一四年には第一次世界大戦、一九一七年にはロシヤ革命の成立というのが、昭和に入るまでの流れです。
 一九三一年の満州事変、翌年の上海事変をきっかけに対中国
15年戦争がはじまり、一九四一年には」それは世界大戦に広がります。
 一九三〇年生まれの私は、十五歳で日本の敗戦を迎え、十九歳で新中国成立を見、同時に東欧諸国や朝鮮に新しい国家秩序がうまれ、二十歳で朝鮮戦乱の開始と共に、その後方基地としての日本における米軍の弾圧強化を体験します。
 うたがいもなく、二十世紀前半は戦争と革命の時代でした。そして二十世紀後半に生きる私たちは激動する状況のなかで、自然とその理念と思想の多くを引き継いだのでした。東西冷戦の緊張が解けるとともに、これらの東欧諸国は、ソヴィエト連邦と共にその内部から崩壊しました。世界中でそれらの諸国とともに思想と理念を共有していた組織も解体あるいは変質を試みつつ歴史の後景に退いていきました。私が属していた文学組織も解体しました。にも拘わらず、どの民族、どの国家をみても、この日本でも、民衆はいまだ解放されたとは言えないということです。

二十一世紀を迎え、旧い果実は落ちて腐るがよい、必ずや文学芸術においても新しい果実が芽生えをもたらすだろうとおもいます。今世紀にはいって、私が詩集などを出そうと思わなかった理由を強いて言えばそういうことだったのです。にもかかわらず、この十年間に私は百篇を超える詩を書いていました。それを知った鈴木比佐雄さんが、詩集にまとめることを勧めてくださいました。私はこの縁を大切にしたいと思います。いまさら、新しい出発だとかいうつもりはありません。ただ「雀百まで・・・」とみずからつぶやいているだけです。


 
■澤井我来さんが亡くなった
 
 2010年7月13日、澤井我来さんが永眠された。兵庫県俳句界の重鎮として大勢の敬慕を受けていた。102歳で胃癌の手術を受け、104歳の今日まで明晰な頭脳で生きられたということはある意味で驚異的なことであった。私はお会いしたことはないが、この我来さんにかかわる催しには幾度か招かれたことを思うと、自分の不義理が悔やまれる。
 実は私の母も明治39年生まれ、死去も今年の1月25日であった。我来さんと同じ104歳の生涯であった。なにか因縁めいたものを感じるのである。
 澤井我来さんの業績については今後俳句界のなかでさまざまに論ぜられるであろう。短詩形も文学に志す者として、関心を払っていきたい。今年12月刊の「半どん」誌155号でも是非取り上げたいとおもっている。


■詩誌「舟」主宰者西一知さんの死(10年6月7日記)
 
 詩誌「舟」139号は、挟み込みで主催者西一知さんの死を告げている。5月4日午前0時20分、自宅で亡くなられた由。死因は肝臓がん。81歳。
 レアリテの会発足時の詩精神を維持し、同人でもある夫人大坪れみ子さんが引き継ぎ発行を継続するということである。
 私はレアリテの会員ではなく、西さんとは面識もないが、「舟」には何人かの知人が参加している。「舟」は愛読誌のひとつである。
 この139号も、半ばは西さんが編集に携わっていたということである。まさに最後まで、詩にかけた生き方であったというべきであろう。同年輩の私もまた、このように生きたい。 

伊藤桂一さんの言葉

 読者に何らかの負担を与えることは、現代詩の正しい行き方ではないと私は考えています。現代詩の作者は多く自己陶酔に罹りやすいので、警戒を忘れないのです。〔花筏19号


詩誌「の」71号のあとがきより
 
高齢化社会が濃度を増している中で詩人はどんな詩を書くか。
  団塊の世代以前の人々をマーケットにした商業的仕掛けが気にならなくなった。そういう日常に私たちはいる。……このような時代に詩のかたちはどうなのか。変化して新しいものが創造されるのか。
 昨年新型インフルエンザがクパンデミックになったことは記憶に新しい。詩におけるそれらはどこに潜伏しているのか。世紀が改まって十年。現代詩という言葉さえ古めかしく思われる。私たちの詩はどうか.(10年3月)


■遠藤一夫さんの死

   本年年初に亡くなった福島県の詩人遠藤一夫さんの遺稿詩が奥さんの遠藤玲子さんから   送られてきた。告別式で鈴木比佐雄さんが読んだという。哀悼の意をこめて転写する

二〇〇九年十二月一七日。
おなかが張って入院した。
命の火が残り少なくなってきた時
人は真紅のポインセチアにほっとするのか。
若い日、あり余る情念を身に余している頃
野花の地味な生き方を求めて
カッコよく生きたかった
できなかった
チグハグな人生、まとまらなくて
思想とか宗教とか哲学への希望が
事ごとにつまらないと教えてくれたのは
辻潤、キダミノル、秋山清あたりか?
とも角、辻潤とトキダミノルには心眼が開いた
早い時期に大山澄夫の紹介で種田山頭火、
尾崎放哉の句に接したけど良く勉強(?)できなかった
ポインセチアほど燃えなかった人生
百万本のバラをプレゼントしたい女にも
恵まれなけれど
われなべととじぶた。
剣家柳生石州斎程の境地にも達しなけれど、
平和を願う心にはいつわりはなかった。
体力に自信がなかったので
戦から戦略(?)は壊れても
出陣(?)には立てなかった意気地なし。
それでは皆さん、

ぼんやりと終着駅が見えてきました。
さようなら。           遠藤一夫




□2月
☆出海渓也詩画集2『火鼠の皮衣』知加書房(横浜)
★田中荘介詩集『少年の日々』編集工房ノア(神戸)
☆『KADOの会詩集』第四集・KADOの会(岡山)
★池田辰彦詩集『ナラバ騎士』詩学社〈西宮)
★高橋夏男『西灘村の青春・原理充雄人と作品』風來舎〈加古川)
★平田守純詩集『フルーツバスケット』ふたば工房(神戸・「豹樹U」同人・03年4月没)

□1月
★伊丹三樹彦第21句集『一気』角川書店(尼崎)
☆白河左江子詩集『もういいかい まあだだよ』スラジオ・クレイ〔岡山)
★岩井八重美詩集『水のあるところ』編集工房ノア(神戸)
★永田誠吾『淡路島の絵馬』教育出版センター(洲本市)
☆平野裕子詩集『季節の鍵』朝日カルチャーセンター(大阪)
★北岡武司『「銀河鉄道の夜」の世界』みずのわ文庫(神戸)
★直原弘道小詩集・]『ようよう』私家版(神戸)


 2005年度の詩書(★は兵庫県関係)

□12月
★木辺弘児『日々の迷宮』編集工房ノア(西宮)
☆鈴木比佐雄『詩の降り注ぐ場所』コールサック社(柏)
★安水稔和『十年歌・神戸これからも』編集工房ノア(神戸)
★三輪正道『酒中記』編集工房ノア(神戸)
★柏木薫『歳月のつぶやき』ビレッジプレス(神戸)
☆村田恭雄『人権の原理と展開』明石書店(堺市)
☆『詩と思想詩人集2005』土曜美術社(永井ますみさんより)
☆高原木代子詩集『夕暮れの厨房』土曜美術社(福島県)
☆松尾智恵子詩集『遠来の土産』湯川書房(枚方)
☆日高てる詩集『今晩は美しゅうございます』思潮社(大和高田市)
☆藤本真理子さんから『Ganymede』vol35銅林社
☆枡谷優創作集『丙丁童子』編集工房ノア(大阪)
☆山本聖子詩集『三年微笑』潮流出版社(川崎市)
★『詩のカルチュア(耕作)合同詩集14』(神崎郡)
☆千綿教夫詩集『交差点』土曜美術社(東京)
☆江原律詩集『風吹く教室』樹海社(岐阜)
☆小林裕子・長谷川啓『佐多稲子と戦後日本』七つ森書館
☆鎌田慧(編集代表)『「新日本文学」の60年』七つ森書館

□11月
☆池谷敦子詩集『青く もっと青く』青樹社(浜松)
☆芳賀章内詩集『直線の都市 円いけもの』鮫の会(さいたま)
☆新延拳詩集『雲を飼う』思潮社(東京)
★播磨学研究所『播磨の民族探訪』神戸新聞総合出版センター
☆三本木昇詩集『むらさき橋』青樹社(東京)
★ふれあいの祭典2005『詩のフエスタひょうご入選作品集』
☆西村啓子詩集『途中までの切符』新・現代詩新書(川崎市)
★月村香詩集『牛雪』思潮社(加古川)
☆中原道夫詩集『わが動物記そして人』土曜美術社(埼玉)
☆おだじろう詩集『水辺の記憶』新・現代詩叢書・11(福岡)

□10月
☆桜庭英子詩集『ミドリホテル幻想』国文社(埼玉)
☆暮尾淳詩集『ぼつぼつぼちら』右文書院(東京)
★井口幻太郎詩集『アルカデイアの食事』摩耶出版社(三木)
★北岡武司詩集『ビワの葉裏』思潮社(神戸)
☆川野圭子詩集『かいつぶりの家』思潮社(呉市)
★在間洋子詩集『船着場』湯川書房(神戸)
☆竹内美智代詩集『切通し』花神社(東京)
☆佐々木春美詩集『マグカップの春』夢幻舎(さいたま)
☆吉田博子詩集『咲かせたい』編集工房ノア(倉敷)
★福永祥子詩集『夢にかえる』JDC出版(神戸)
★友田清司『夜景夜警日記』学習塾・光でできたパイプオルガン(神戸)
☆山野井悌二詩集『日々の風』土曜美術社(千葉県)
☆工藤恵美子和英対訳詩集『テニアン島』編集工房ノア(大阪)
☆田上悦子詩集『はなれ里の四季』詩人会議出版(東京)
★たかとう匡子詩集『学校』思潮社(神戸)
☆山本博道詩集『パゴダツリーに降る雨』書肆山田(東京)
☆三井葉子詩集『さるすべり』深夜叢書社(大阪)


□9月
☆舟生芳美『くぐってもいいですか』編集工房ノア(東大阪)
★葛城啓子詩集『手に手をとって』すみれ通信社(神戸)
☆吉川伸幸詩集『今届いた風は』三重詩話会(三重県)
★平山繁夫『吟行・川柳作家文学を歩く 句集・一会の雲』友月書店(神戸)
★真野洋子エッセイ集『かすみ草雑感』kkパレード(神戸市)
★坂東里美詩集『タイフーン』あざみ書房(西宮市)
☆上野敏彦『辛基秀と朝鮮通信使の時代』明石書店
☆星野元一詩集『少年の川』蝸牛舎((新潟県)
☆山本道夫詩集『一滴の光』編集工房ノア(大阪府柏原市)
☆新・日本現代詩文庫『長津功三良詩集』土曜美術社出版販売(山口県)

□8月
★橘川真一『播磨文学紀行』姫路文庫96年刊
★橘川真一『作家たちの原風景』姫路文庫02年刊
☆DVD『三星堆〈中語)』四川出版集団
☆DVD「暢游九寨黄龍」中国唱片成都公司出版
☆武田弘子詩集『天に近い場所』青樹社(高知)
☆北口汀子詩画集『微象』竹林館(河内長野)
☆筧槙二評論集『鴃舌の部屋U』山脈叢書〈横須賀)
★田中荘介『玩物喪志・やきものとわたし』私家版・非売品(神戸)
★彼末れい子詩集『ほほえみの人』風來舎(神戸)
☆水崎野里子詩集『二十歳の蘇集』新・現代詩新書(千葉)
☆千早耿一郎(言の葉詩集)『いちゃりばちょーでー』木耳社(横浜)
☆左子真由美詩集『愛の手帖』竹林館(大阪)*
★北川清仁詩集『途上の旅』湯川書房(明石)
★伊丹公子紀行文集W『海山の手帖』沖積舎(尼崎)

□7月
☆CD『武力也朗読詩集』OFFICーKON 
☆『名古きよえ詩画集2005』編集工房ノア(京都)
★石山淳『詩性の徘徊・第二部』サンダセレクションプレス(姫路)
★西垣矩美子冠句集『五彩の塵をこぼしつつ』小学館スクウエア(加古川)
☆SoundLeaves瞬間(poemーmusic)コラポレーションCD
☆坂本明子詩集『善意の流域』詩の会・裸足(s26年刊本の復刻)(岡山)
☆河上鴨詩集『海辺の僧侶』書肆青樹社(大分)
☆土方鐵『小説石田波郷』解放出版社(01年3月刊)
☆福田誠治『競争しなくても世界一・フインランドの教育』アドバンテージサーバー(東京?)*
☆寺内邦夫『島尾紀・六《島尾敏雄と大阪》』大宝文庫〈大阪)
☆石橋美紀『そらのゆくえ』私家版(東京)
☆『中四国詩集・2005』中四国詩人会(山口県)

□6月
☆倉知和明詩集『症候群』土曜美術社出版販売〈高松)
★『失われた風景を歩く』日新信用金庫・02・7発行〈明石)
☆現代詩研究会・四土の会『四土詩集〔第U集〕・詩人たちの〈現在〉』和光出版(岡山)
☆粟田茂詩集『げんうん記』新・現代詩新書(奈良)
☆『栗原貞子全詩篇』土曜美術社出版販売(広島)
★『古代史の舞台を行く』日新信用金庫(明石)*
★『明石大門 特集・碑におもう』明石ペンクラブ
★藤木明子詩集『どこにいるのですか』編集工房ノア(揖保郡)
★あおきしげお著『小説ラスト・ダンス』私家版(神戸)
☆貴志美耶子詩集『菫ほどな』そばえの会(徳島)
☆斎藤直己『サイトウ・ナオミの詩』私家版(大阪)
★伊藤誠著『回想の鴨居玲』神戸新聞総合出版センター(神戸)
★CD西村光玄アルバム『悲しい夜は自由になれる』ビレッジプレス(神戸)
☆三井葉子句集『桃』洛西書院(大阪)
★飽浦敏詩集『にーぬふぁ星(北極星)』沖縄タイムス社(神戸)*
★豊原清明詩集『時間の草』ふたば工房〈神戸)
★石山淳『詩性の徘徊・第一部』SSP出版〈姫路)

□5月
☆村尾イミ子詩集『海に咲く薔薇』文芸社(東京)
★『天井川ウオーク』ふるさと須磨観察ガイド〈神戸)
★『回想の清水正徳先生』神戸大学哲学懇話会
★加藤隆久『生田神社』学生社
☆佐藤文生詩集『コップの水』新・現代詩新書〈横浜)
☆島田万里子詩集『緋の器』ダン・クリエイト〈川崎市)
☆中嶋君子詩集『風の坂道』非売品(大阪市)
☆奥田守四郎詩集『陽炎の重み』石の詩会(伊勢市)
☆『’05年刊詩集』徳島現代詩協会
★今井徳七『画廊の一隅』灯双書・第42編
☆『丸山薫賞十周年記念誌・CD付』豊橋市
☆松田達男詩集『ノスタルジー・昭和三十年代への回想』書肆犀(山形)*
★赤松徳治詩集『風を追って*雲を追って』白樺と琥珀の館(神戸)

□4月
★おおのしん詩集『離騒』編集工房円(神戸)
☆中正敏詩集『いのちの籠』(東京)
☆佐藤勝太詩集『掌の記憶』詩画工房(箕面市)
☆四方彩瑛詩集『飄飄』交野が原発行所(交野市)
☆竹内栄美子『批評精神のかたち 中野重治・武田泰淳』EDI(東京)
★伊丹三樹彦写俳集「日本秋彩」ビレッジプレス(尼崎)*
☆岡隆夫詩集『ぶどう園崩落』青樹社(岡山)
★小島みどり詩集『鬼の庭』湯川書房(神戸)
★伊勢田史郎編著『男の意地女の意地』編集工房ノア(神戸)
★殿井善隆詩集『異色対談』編集工房ノア(伊丹)
★伊勢田史郎詩集『龍鐘譚ほか』詩画工房(神戸)
☆深雪陽紅詩集『試着室』土曜美術(神奈川・秦野)
★瑞木よう詩集『まなざしに』編集工房ノア(神戸)
☆石川昭男詩集『各駅停車』編集工房ぱぴろす(広島・尾道)

□3月  
☆江田麻子詩集『次の砂 仮の砂』私家版(奈良)
☆ゆきなかすみお詩集『ねこまたぎ』出版企画わらべ社(奈良)
★『森本敏子詩集』ノア詩選コレクション(明石)
☆『詩界』1〜42号【復刻版】日本詩人クラブ(東京)
★丹治初彦『「捜査弁護」覚書』現代人文社(神戸)*
☆くにさだきみ詩集『壁の日録』土曜美術社(岡山・総社)
★高橋富美子詩集『塔のゆくえ』編集工房ノア【神戸)
★安水稔和『小野十三郎・歌とは逆に歌』編集工房ノア(神戸)
★『ひょうご'04こどもの詩と絵』兵庫県教職員組合(神戸)
★大賀二郎『生物曼荼羅・秘められた生物紀行』神戸新聞総合出版センター(神戸)
★和田英子『朱の入った付箋・続行きかう詩人たちの系譜』編集工房ノア(神戸)

□2月
★『04ひょうご現代詩集』兵庫県現代詩協会
★野元正小説集『八景』審美社(明石)
☆中村不二夫『現代詩展望W』詩画工房(東京9
☆「日本現代詩選・第32集』日本詩人クラブ(八王子)
★『いのちと教育ーー1.17を忘れない』兵教組(神戸)
☆三井喬子詩集『牛ノ川湿地帯』思潮社(金沢)

□1月
☆瀧葉子はがき詩画集『山と川と野と』自然社。(宇都宮)
☆KADOの会『詩集・第三集』KADOの会(岡山)
★玉川侑香詩集『かなしみ祭り』風来舎(神戸)
★今井ふじ子エッセイ集『塔に生かされて』編集工房ノア(神戸)
☆中島瑞穂詩集『明け方の空』編集工房ノア(さいたま市)
★藤永久子詩集『ピノキオの足』もず工房(尼崎)
★伊藤友宣『「言いたいこと」が言える子に』PHP〈神戸)*
☆たじゆきこ詩集『風を見る猫』霧幻社(埼玉)*
☆針生一郎・訳『ジョン・ハートフィルド −フォトモンタージュとその時代ー』水声社(東京)
☆中村光行『奈良の鬼と仏像』鬼仙洞盧山(奈良)
★たかとう匡子『神戸ノート』編集工房ノア(神戸)
★北原文雄小説集『葬送』編集工房ノア(淡路)
★記念文集『戦争と動乱の世紀を生きのびて』神戸市民運動交流センター(神戸)


 2004年8月以降の詩書類(★は兵庫県内関係者)

□ 12月
☆下村和子詩集『風の声』思潮社
☆北岡淳子詩集『アンブロシア』土曜美術社出版販売
★井口幻太郎詩集『旧街道の通過する町』摩耶出版社
☆かわかみよしこ詩集『流れ橋』詩人会議出版
☆烏耶末代乃詩集『つづれおり』漂の会
★本岡昭次『政界再編の戦国時代を生きる』ひょうご芸術文化センター
☆高橋玖未子詩集『アイロニー・縫う』青樹社*
☆津坂治男詩集『天命』青樹社
☆大塚欽一詩集『仮象の庭』土曜美術社出版販売
☆中川敏詩集『山河ひとり』土曜美術社出版販売
★橘川真一『別所一族の興亡』神戸新聞出版センター
☆高澤静香詩集『眺める人、光る人」詩学社
☆桝谷優『吉野川』編集工房ノア
☆矢板進詩集『近隣のキリンとその砲身のながさ』草原詩社*
☆マルコム・アンダーソン著、土倉莞爾・古田雅雄訳『戦後ヨーロッパの国家とナショナリズム』ナカニシヤ出版
☆菊田守詩集『タンポポの思想』待望社
☆平井謙詩集『春の弾丸』草原詩社*
★『詩のカルチュア合同詩集13』詩のカルチャ(耕作)
★『2003こうべ芸文アンソロジー』神戸芸術文化会議
★伊丹三樹彦写俳集『日本夏色』ビレッジプレス*
☆川内久栄詩集『木箱の底から』詩画工房
☆明石裸人詩集『デイジュリドウ』ユニアシスタント

□ 11月
☆門林岩雄詩集『仙人の夕餉』マント社*
☆新・日本現代詩文庫『谷口謙詩集』土曜美術社
☆川上明日夫詩集『夕陽魂』思潮社
☆『詩と思想詩人集2004』土曜美術社
★『藤原清洞遺作展図録』飛雲会
☆柏木勇一詩集『擬態』思潮社
☆『関西詩人協会自選詩集』第4集、関西詩人協会
☆今井文代詩集『睡蓮空間』土曜美術社
☆なんばみちこ詩集『おさん狐』土曜美術社
★DVD『第七回山の街連詩』編集永井ますみ*
★詩のフエスタひょうご2004入選作品集
☆真田ちほ詩集『新しい小道』(1995年刊)
★小西誠詩集『羅漢の顔』摩耶出版社
☆平原比呂子詩集『続々・棟上げ』ひまわり書房*
★橋村悠紀枝詩集『馬車に乗って』湯川書房
☆佐川亜紀詩集『返信』土曜美術社出版販売
☆島田陽子詩集『帯に恨みは』編集工房ノア
☆久保寺亨詩集『詩遊び・神遊び』土曜美術出版
☆石橋美紀『とおものがたり』私家版
☆連句集『ぜぴゅろす抄』編集工房*
☆藤井雅人詩集『無限遠点』土曜美術出版販売

□ 10月
☆黒川純『怒りの苦さまた青さ』随想舎
☆木下幸三詩集『地球とのつきあい』編集工房ノア
☆玉井敬之『夏目漱石詩句印譜』翰林書房
☆皆木信昭詩集『ごんごの独り言』青樹社
☆内藤文雄詩集『らんのドジ日記』私家版
☆文屋順詩集『八十八夜』青樹社
☆『大河原巌詩集』鮫の会
☆井元霧彦詩集『そして人間の学校』日本文教出版KK
☆相良蒼生夫詩集『都市、思索するペルソナまたは伴走者の狂気』銅林社*
☆三木英治『コクトオの旅日記』金沢文学文庫
☆小川琢士詩集『漆色の日没』青樹社
★西川保市詩集『大切な人』編集工房ノア
☆丸地守詩集『痛位』青樹社
☆中庭の会編集『中庭詩歌集ー定型・韻律詩の試み』創風社
★『語り継ぐ』【8小学校2年生で体験した阪神・淡路大震災を高校3年生の言葉で語る】県立舞子高校環境防災科3年
★中川道子詩集『ずっと会っていたように』編集工房ノア

□ 9月
★杉山平一詩集『青をめざして』編集工房ノア。
★石橋妙子歌集『座忘』短歌新聞社。
☆石原武詩集『飛蝗記』花神社。
★永田圭介『競雄女侠伝』編集工房ノア。
☆小山和郎詩集『冬の肖像たち』日本未来派。
☆『黒』終刊号「向井孝特集」黒発行所
☆井上嘉明詩集『地軸にむかって』砂子屋書房。
★寺田操『都市文学と少女たち−尾崎翠・金子みすず・林 芙美子を歩く』白地社。
★足立誠太郎『ふるさとの民話史話・綜合版』
★嶌茂子エッセイ集『青いイチジク』私家版
★田中信爾詩集『室内楽』編集工房ノア
☆北松淳子詩集『時間の忘れ物』青樹社*
★奥田博之詩集『顔の移転』詩画工房
★安水稔和詩集『蟹場まで』編集工房ノア

□8月
★伊丹三樹彦写俳集『日本春景』ビレッジプレス刊*
☆中尾彰秀詩集『ダイダラボッチ散歩クラブ』竹林館刊*
★たかぎたかよし詩集『見跡記』編集工房ノア刊
☆岡隆夫詩集『麦をまく』青樹社刊。
★『兵庫の教育』53集、ひょうご教育文化研究所刊。*
☆中村なずな詩集『を』私家版。
☆由利俊詩集『晒歎記』洛西書院刊。
★季村敏夫詩集『木端微塵』書肆山田刊。
★渡部鶴第五戯曲集『贋役者の独白』みるめ書房。
☆阿刀田高『旧約聖書を知っていますか』新書。
☆中村純詩集『草の家』土曜美術社。
☆澤山すみへ詩集『水辺に歌う』石の詩の会。
☆筧慎二詩集『村雨橋』山脈文庫。
☆なす・こういち詩集『タルタコスの人々』洛西書院。*





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